8月おすすめの花鉢
暑い日々が続きます。ガーデニングを楽しむ際、熱中症にならないようお気を付けください。
水やりも朝や夕方の比較的涼しい時間帯にしたほうが、お花にとって優しいです。
ノボタン
(ノボタン科・低木)
水やりと肥料 | 水やりをしっかりしたほうが育ちが良いです。 水切れを起こさないように気を付けてください。 ただし冬場は表土が乾いてきて数日経ったらあげる程度で十分です。 春先に株もとに一掴みの化成肥料を与えましょう。開花して 夏バテ気味の時に水やりのかわりに薄めた液体肥料を施しましょう。 |
---|---|
置き場所 | 日当たりの良いところで育てましょう。 日当たりが悪いと花付きが悪くなることもあります。 また、花が咲いてから日陰に移すと花も枯れ落ちやすいです。 ノボタンは植え付けた直後は枝もかなり弱々しいです。 このため、風が強く吹くところは避けておきましょう。 植え付けた後にポールなどで補強しておくのもおすすめです。 |
その他 | 花は11月ごろまで咲き誇ります。 ノボタンはよく根が育つので、1年に1回植え替えしましょう。 大きな鉢に根鉢をくずして植え付けるようにしてください。 4~6月が適期です。 |
ポーチュラカ
(スベリヒユ科・一年草)
水やりと肥料 | 鉢植えは、土の表面が乾いてからたっぷり水やりを。 庭植えの場合は、水やりの必要はありません。 植え付け時に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおき、 さらに月に1回ほど液体肥料も施すとよいでしょう。 庭植えの場合は、肥料は不要です。 |
---|---|
置き場所 | 終日、よく日の当たる場所で管理しましょう。 西日が当たって、ほかの植物が弱ってしまうような 特に暑い場所でも大丈夫です。 |
その他 | 秋になると成長が遅くなるので、8月中旬までには植えて、 暑い時期に大きく育てましょう。 また、7月から9月の間に肥料を施しても成長がよくない場合は、 根詰まりしている可能性が高いので、ひとまわり大きな鉢に 植え替えましょう。非常に旺盛に育って大きくなるので、 伸びすぎて邪魔になったら、好きな位置で剪定してもかまいません。 |
トウガラシ
(ナス科・一年草)
水やりと肥料 | 土が乾いていたらたっぷり水をあげましょう。 乾燥に弱い性質を持っているので、水切れしないように。 植え付け時に緩効性化成肥料と堆肥を混ぜて植えます。 食用として育てるのであれば追肥をしましょう。 果実が付いてから2週間に1回、同じ肥料を株の根元に撒きます。 観賞用として育てる場合や鉢植えであれば、 液体肥料を10日に1度の肥料を与えましょう。 |
---|---|
置き場所 | 日光も大切ですが風の通る場所であることも大切です。 生長すると支柱を立てる作業を行いますので 支柱が立てられる高さの場所を見つけておきましょう。 |
その他 | 辛さを抑えたいなら、水や肥料を適切に与えてストレスを かけないように。逆に、水や肥料の分量を不足気味に与えると 株にストレスがかかり、辛く育ちます。 ナス科植物は連作できないので、同じ場所で翌年育てることは できません。プランターの場合は新しい土に植え替え育てましょう。 |
キバナコスモス
(キク科・一年草)
水やりと肥料 | 過湿にならないよう注意し、土が乾いたらたっぷり水やりを。 肥料は植え付け時に堆肥や腐葉土などを混ぜておきましょう。 開花期間が長いので、鉢植えでは月に1回, 置き肥を施します。 |
---|---|
置き場所 | 日当たりと水はけのよいところであればよく育ちます。 低温や日照不足では生育が悪く、花つきもよくありません。 高温に強く、真夏も咲き続けますが、赤色は出にくいことも。 |
その他 | 長期間花を咲かせるため、花がらは早めに切り取ります。 最後のほうの花はタネとり用に残しておいてもよいでしょう。 タネが熟したら採種して、春まで乾燥貯蔵しておきます。 品種によっては、色や性質が変わってくることもあるので、 1~2年ごとに新しくタネを購入するのがおすすめです。 |
千日紅
(ヒユ科・一年草)
水やりと肥料 | 地植えのセンニチコウは、日々の水やりはほとんど必要ありません。 鉢植えは、土の表面が乾いていたら、たっぷりと水を与えます。 肥料は5~10月の間に、緩効性化成肥料を月1回施します。 |
---|---|
置き場所 | 日当たりがよく乾燥気味の場所を好みます。 半日陰などでも育ちますが間延びしたり下葉が枯れたりします。 夏の暑さに強く、乾燥にも比較的強いですが 鉢植えの場合は乾燥し過ぎないように気をつけましょう。 |
その他 | 初心者向きで、水さえしっかりとやっていれば大丈夫です。 摘んでから逆さにして吊るしていると、色合いもさほど変色せずに ドライフラワーとしてお楽しみいただけます。 枝をきることによってわき芽が増えていきます。 それによって花数も増えていきます。 あまり大きく切り戻すと茎が枯れますので、 各枝に緑の葉を少し残すくらいで切り戻しましょう。 |
ジニア
(キク科・一年草)
水やりと肥料 | 夏の暑さには強いですが、乾燥しすぎると花が小さくなるので、 表土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。 株元に水やりを行うようにすると、病気の予防になります。 植えつけ時に緩効性肥料を元肥として施し、 追肥として液体肥料を10日に1回程度施しましょう。 |
---|---|
置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。 病気には強いのですが、予防のために、 長雨には当てず、連作はしないようにしましょう。 |
その他 | ジニアは別名「ヒャクニチソウ(百日草)」と呼ばれています。 「百日」というだけあって開花期間が長く、次々と咲き続けます。 メキシコ原産で暑さに強く、手入れが簡単なので、 園芸用としての人気は年々高まっています。 次の花に栄養を回すために、開花期間中に終わった花は 早めに花がら摘みをしましょう。 |