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6月のおすすめ花鉢

アジサイが鮮やかに花開く季節になりました。
風薫るこの時期に、夏や秋の開花時期に向けて育てられる鉢花の紹介をしております。

あじさい

あじさい
(アジサイ科・落葉低木)

水やりと肥料 鉢植えは年間を通して表面の土が乾いたらたっぷり水やりを。
乾燥しやすい夏場は、1日2回行う必要がある日もあるでしょう。
地植えは特に必要ありませんが、夏場に土が乾いているようであれば、
適宜水やりを行いましょう。肥料は休眠期の冬と花後に施します。
花が終わって1か月ほどしたら、発酵油かすの固形肥料や化成肥料を。
鉢植えには10日に1度、液肥を施してもいいでしょう。
置き場所 適度に日が当たる場所で育てると花付きが良くなります。
夏の直射日光を避け、日当たりの良い場所で管理しましょう。
また、アジサイはうどんこ病の被害に遭いやすいので、
風通しの良い場所に植えるのがおすすめです。
その他 アジサイは今年に伸びた枝には翌年に花がつかない特徴があります。
今年伸びた枝の下にある、昨年伸びた枝の付け根に花芽をつけます。
花が終わった7月の半ばくらいまでには剪定を済ませるように。
花から2節下の脇芽が出ている上でカットします。
花が咲かない枝は、切らずに残します。
剪定後、脇芽が茎になっていきますが、
切った節のもうひと節下の葉の付け根から秋以降に花芽ができます。
マダガスカルジャスミン

マダガスカルジャスミン
(ガガイモ科・常緑低木)

水やりと肥料 水を与え、土が乾いてから2、3日経った後に
また与えるくらいでちょうど良いです。
保水のし過ぎは根が腐る原因になるので与えすぎないように。
特に冬はより間を空けても支障ないでしょう。
成長期である春と夏、月に2回ほど液体肥料を与えてください。
または、徐々に溶け出す固形肥料を置いておくと良いです。
秋冬は成長が一時緩くなるので与えなくても良いでしょう。
置き場所 日なたを好みますが、夏、暑さが厳しい場合や
斑入りの品種は葉が焼けるので、鉢植えは午前中だけ日光が当たる
半日陰のような場所へ移動させます。冬は室内に取り込みます。
その他 さわやかな香りがあることからジャスミンの名がついていますが、
モクセイ科のジャスミンとはまったく違う植物です。
葉に光沢があり、純白の花は春から夏にかけて長期間開花します。
鉢植えは2年に1回程度、春に枝を切り戻すと同時に、
鉢土を1/3程度落として新しい土で植えかえしましょう。
トルコキキョウ

トルコキキョウ
(リンドウ科・一年草)

水やりと肥料 花芽が伸びるまでは土の表面が乾いたらたっぷり水やりを。
水が命なので乾いてきたらすぐにあげましょう。
9~10月に液体肥料、11~6月に緩効性化学肥料を与えましょう。
地植えの場合は4月~6月に緩効性化学肥料を与えましょう。
蕾が出たころは乾燥ぎみに育てると硬い茎ができます。
置き場所 日当たりがよく、風通しのよい場所で育てましょう。
暑さに強いお花ですが、真夏日は日陰で管理し、
雨の日は軒下や屋内に移動させましょう。
その他 6~7月、花がらを放置すると病気の原因になるので、
こまめに摘み取りましょう。
花が8割程度咲き終えたら、草丈の半分くらいまで切り戻すと、
わき芽から花芽が伸び、二番花を楽しめます。
ひまわり

ひまわり
(キク科・一年草)

水やりと肥料 表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
生育とともに徐々に水やりを減らしていきます。ただし、
葉が大きくて草丈が高くなる品種は夏に葉がしおれやすくなるので、
ほぼ毎日の水やりが必要になります。
植えつけ時に元肥として緩効性肥料を施します。
追肥は花が咲くまで2週間おきに化成肥料を施します。
置き場所 太陽が大好きな花です。日当たりと風通しの良い場所へ。
風通しが悪いと、病害虫の害にあいやすくなります。
腐植質に富む土壌を好むので、堆肥や腐葉土を施して、
よく耕しておくとよいでしょう。
その他 ヒマワリは暑さに強い花なので、特に対策を取る必要はありません。
夏は、嵐や台風など、気象が激しい日もあるので、
丈の高い品種のヒマワリは、支柱などで固定しておきましょう。
インパチェンス

インパチェンス
(ツリフネソウ科・一年草)

水やりと肥料 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。
真夏は水が蒸発しやすいので、土が乾いていれば、
朝晩に水をやってもかまいません。
植え付け時、緩効性の化学肥料を土に混ぜておきます。その後、
花が咲き終わるまで2週に1度、薄めた液体肥料を与えましょう。
置き場所 日当たりが良い方が花付きが良くなりますが、
明るめの日陰なら栽培可能なので、適応範囲が広い草花です。
真夏の強すぎる日差しは、葉焼けを起す場合があります。
その他 インパチェンスは多年草ですが、
暑さ寒さに弱いため日本では一年草として扱われることがあります。
園芸品種ニューギニア・インパチェンスは全体的に大振りで、
花色も豊かです。
ニチニチソウ

ニチニチソウ
(キョウチクトウ科・一年草)

水やりと肥料 乾燥に強い草花なので、土の表面をよく見て、
乾いてからたっぷりと水をあげるようにします。
丈夫なので肥料がなくても育ちますが、与えたほうが
花つきがよくなります。開花時期に入ったら、
2週間に1回程度のペースで、液体肥料を与えましょう。
置き場所 「日」の字が二つも重なっているニチニチソウ、お日さまが大好き。元気に育てるための最大のキーワードは「日当たり」と「風通し」。
丈夫なので、明るめの日陰でも栽培は可能ですが、
日照不足になるとやはり花つきが悪くなります。
その他 本来は多年草ですが、寒いのは苦手で日本では一年草として
扱われています。花の開花が5~10月と、半年近くも咲き続け、暑さにも強い光にもとても強く、さほど手入れをしなくても
咲き続けることなどから夏の花壇の定番の草花です。

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