3月おすすめの花鉢
昼間は少しずつ気温も上がってきて、動き出したくなる時期ですね。
春本番、ガーデニングを楽しみましょう!
エニシダ
(マメ科・低木)
水やりと肥料 | 土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。水が多すぎると 枝がよく伸び、樹形を乱す原因になるので乾いてからあげましょう。 肥料は2月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておき、 3月に化成肥料を株元に追肥しましょう。 |
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置き場所 | 日当たりと、水はけのよい場所を好みます。 日照不足だと花が咲かない原因となります。 水はけが悪いと梅雨時期に根を傷める原因となるので注意。 |
その他 | 耐寒性があり、初心者でも育てやすいお花です。 移植は苦手なので、植え替えはなるべく根鉢をくずさないように。 地植えの移植はできるだけ小さいうちに行いましょう。 定期的な剪定は必要ありませんが、大きくなり剪定する場合は、 花が咲き終わるころに太い枝を間引くよう行います。 |
ルピナス
(マメ科・1年草または多年草)
水やりと肥料 | 土が乾いてからたっぷり水やりします。 根腐れを起こしやすいので、やや乾燥気味に管理しましょう。 ただし、乾燥させすぎると葉が黒くしわしわになったり、 落葉するの場合もあるので水切れさせないように注意しましょう。 肥料は元肥として緩効性化成肥料を施します。 多肥を好まないので、追肥はなくて大丈夫です。 |
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置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。 酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰などを散布すると いいでしょう。連作も避けましょう。 |
その他 | 夏の暑さに弱いため、温暖な地域では一年草として扱われます。 花穂全体が咲き終わったあと、花茎のつけ根で切ると、 わき芽が伸びて二番花、三番花と続けて花が咲きます。 移植を嫌う性質な上に、一年草なので植え替えの必要はありません。 枝豆よりやや大ぶりなさやをつけます。さやが茶色く乾燥したら 種を取り出し、冷暗所で保管しておき、秋に種まきしましょう。 |
ゼラニウム
(フウロソウ科・多年草)
水やりと肥料 | 土が乾いたらたっぷりと水やりをします。 冬は乾かし気味に管理しましょう。 元肥としてカルシウムを含む緩効性肥料を加えておきます。 また、生育が旺盛となる早春から初夏と、秋に、 緩効性肥料を置き肥するとよいでしょう。 |
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置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所で育てます。 真夏は西日の当たらない場所が適しています。 また、雨に当てると茎葉や花が腐りやすいので、 当てないように注意しましょう。 |
その他 | 真夏と冬を除けば、必要に応じて植え替えを行うことができます。 根詰まりや根腐れ気味のときに、根鉢をほぐして植え替えます。 大きくしたいときは二回り大きな鉢に、 大きくしたくないときは同じ大きさの鉢に植え替えます。 強く根を切っても丈夫なので、古い根は取り除きましょう。 根腐れ気味の株は同じ大きさの鉢か小さめの鉢に植え替えます。 |
モッコウバラ
(バラ科・常緑つる性低木)
水やりと肥料 | 土が乾いたら、鉢底の穴から水が流れ出るくらいに水やりをします。 肥料は早春の芽が動き始めるころと花後に緩効性肥料を与えます。 多肥を嫌います。 肥料のやりすぎは、花が咲かない原因になることもあります。 |
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置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所を好みます。 半日陰くらいまでなら栽培可能ですが、 日当たりの良い場所のほうが花つきが良くなります。 |
その他 | ほかのバラとは違い、茎にトゲがないため扱いやすく、 病害虫の被害が少ない、丈夫で育てやすいバラの一種です。 全体のバランスを見ながら、6月~7月上旬に剪定しましょう。 花の咲き終わった枝を半分くらいまで切り戻します。 鉢の中が根でいっぱいになったら植え替えをしましょう。 10~11月が適時です。 |
イチゴ
(バラ科・多年草)
水やりと肥料 | 土が乾いたら水やりをします。 畑の場合は基本的に雨任せで大丈夫です。 野菜や果物用の肥料があるので、それを使うのがおすすめです。 生育を開始する前と、花が咲き始めた頃に追肥しましょう。 |
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置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
生育適温は17~23℃で、比較的涼しい環境を好みます。 |
その他 | いちごは自家受粉をして実のります。 花はたくさん咲くのに実が大きくならない、実が奇形などの場合は、 充分な受粉が行われていない可能性があります。 筆で優しくいちごの花の中心をなでるようにして人工授粉を行い、 いちごを実らせましょう。 |
ワスレナグサ
(ムラサキ科・一年草)
水やりと肥料 | 水切れを嫌うので、土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。 冬や地植えの場合も、よく乾くときはたっぷり水やりしてください。 元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。 その後は生育中にリン酸分とカリ分が多めの液体肥料を施します。 肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、気を付けましょう。 |
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置き場所 | 日当たりを好みますが、花つき苗を植えつける場合は、 半日陰となる場所でも開花します。 また、水辺を好みますが、水はけが悪いと腐りやすくなります。 |
その他 | 鮮やかな青色をイメージする方が多いかと思いますが、 最近では白やピンクの花を咲かせる種類もあります。 原産地では多年草ですが、暑さに弱く花後に枯れるので、 日本では一年草として扱われています。 花後種ができ、そのこぼれ種で増やすこともできます。 |