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12月おすすめの花鉢


澄み渡る冬空が美しい季節となりました。
クリスマスやお正月に向けた鉢ものをご紹介します。

ポインセチア

ポインセチア
(トウダイクサ科・低木)

水やりと肥料 11~1月は、土が乾いて湿り気が無くなった時に控えめに水やりを。
それ以外の時期は土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい
たっぷりと水やりをしましょう。
5~10月の生育期間に固形の肥料を月に1回程置き肥しましょう。
置き場所 寒さに弱いため、寒い季節は5℃以上の室内で育てましょう。
室内でも玄関など床が冷える場所では弱ってしまうため注意。
5~9月は日当たりのよい戸外で育てます。
その他 ポインセチアは日照時間が12時間以下でないと、
葉の色が赤くならない特殊な特徴があります。
8~9月、段ボール箱を被せて真っ暗にする作業をします。
時間は夕方16時くらいから朝の9時ごろまで行い、
日中は日の光を十分に当てましょう。
ただし、直射日光は避けてください。
クリスマスローズ

クリスマスローズ
(キンポウゲ科・多年草)

水やりと肥料 鉢植えの場合、10~5月は、土の表面が乾いたら
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。
6~9月まではやや乾かし気味に管理します。
地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありません。
10月に緩効性肥料を施します。鉢植えの場合は、
10~4月まで液体肥料を月に2~3回施しましょう。
置き場所 10~4月ごろまでは日当たりのよい場所で、
5~9月ごろまでは明るい半日陰で管理します。
過湿を避けるため、雨には当てないようにしましょう。
その他 生育が旺盛なので二回り大きな鉢に、毎年植え替えてください。
適期は10~12月ですが、10~3月まで行うことができます。
株分けで大量に増やすことはできないため種で増やすのですが、
花色・花形・花の模様が安定せず、同じ花が咲きません。
それがクリスマスローズの最大の特徴であり、最大の魅力です。
ゴールドクレスト

ゴールドクレスト
(ヒノキ科・針葉樹)

水やりと肥料 水切れや乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを。根が浅く張るため乾燥しがちです。
鉢植えの場合、緩効性肥料を月に1回程度置き肥しましょう。
地植えで早く大きくしたい場合は
生育期の3月と9月に株元に緩効性肥料を施します。
置き場所 日当たりの良い場所を好みます。室内でも明るい場所なら
育ちますが、日当たりのよい戸外で栽培する方が育てやすいです。
その他 生育期に1年に1度芽摘みをしましょう。
芽摘みは必ず手で行いましょう。金属ハサミだと傷んでしまいます。
葉先を1cmくらい手で摘み取ると脇から葉が出て密になります。
高さをのばしたくない場合は頂点を切って
それより上には伸びないようにとめてしまいます。
葉ボタン

葉ボタン
(アブラナ科・二年草)

水やりと肥料 鉢植えは通年、土の表面が乾いたらたっぷり水やりを。
地植えは、植えつけ時にたっぷり与える以外は必要ありません。
肥料は、5月から9月は緩効性肥料を施し、
10月上旬に液体肥料を施しましょう。
置き場所 通年、日なたで管理します。
きれいな状態で長く楽しむには北風や強い霜を避けましょう。
酸性土を嫌うので、地植えの場合は、
苦土石灰などの石灰資材で用土を中和しておきましょう。
その他 ヨーロッパで野菜として食べられていた、キャベツの仲間がルーツ。
葉の形がボタンの花に似ていることから「ハボタン」。
別名「ハナキャベツ」とも呼ばれ、カリフラワーやブロッコリーの
仲間でもあります。日本には江戸時代に食用として渡来しましたが、
食べても苦くておいしくなく、観賞用として改良されてきました。
万両

万両
(サクラソウ科・低木)

水やりと肥料 鉢植えは、極端に土を乾燥させないようにし、
土の表面が乾いたら水を与えます。
地植えの場合、植えつけからしばらくの間は、
土が乾いたら水を与えますが、その後は必要ありません。
肥料はほとんど必要ありません。苗を購入して、
株を大きくしたい場合は、2~3月に緩効性肥料を少量施します。
置き場所 通年戸外に置き、春と秋は半日陰、夏は直射日光が当たらない日陰、
冬は寒風が当たらない場所で管理します。
その他 大きな赤い果実をつけるマンリョウは、果実と常緑の濃緑色の葉を
観賞する縁起植物として親しまれています。
長期間育てると下葉が落ちて腰高になり、格好が悪くなります。
そのため、葉が落ちた部分で取り木を行ないます。
5〜6月、2〜3cmほどの幅で枝の樹皮を剥ぎ、
充分に湿らせた水ゴケを巻き、ビニールシートで包みます。
9月には発根するので、茎を切り離し、鉢に植えつけます。
シンビジューム

シンビジューム
(ラン科・多年草)

水やりと肥料 春から秋は、乾かさないようにたっぷり水を与えます。
特に夏は毎日十分な水を与えます。
秋から冬にかけては週1~2回程度の水やりで十分ですが、
蕾が伸び始めたら水やりの回数をふやし、水切れさせないように。
春から真夏前まで、固形肥料を置き肥し、1か月ごとに取り替えを。
置き場所 年間を通して日当たりがよい場所で栽培します。
真冬以外は戸外での栽培が適します。
夏場は遮光ネットなどを張り、強い日ざしを避けるようにします。
その他 ランとしてはとても丈夫で、寒さにも強く、
定期的に植え替えを行い、明るい日ざしに当てるようにすれば、
よく育ち花を咲かせます。
2年に1回程度4月ごろ植え替えを行います。
バルブの数がふえ、新芽もふえてきたら株分けでふやします。
適期は植え替え同様4月ごろです。
株分けせずに大株に仕立てることも可能です。

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