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7月のおすすめ花鉢


梅雨が明ければ、いよいよ夏本番!
暑さに強いお花を育てて、お庭やベランダを夏色に!

あさがお

あさがお
(ヒルガオ科・一年草)

水やりと肥料 花が咲くまで水やりはやや控えめにしましょう。
花が咲き始めたら乾かさないようにたっぷりと水やりします。
生育旺盛となる夏は、朝夕2回の水やりが必要となります。
元肥として緩効性肥料を用土に混ぜておきましょう。
その後は、10日に1回程、チッ素分の少ない液体肥料を
水やり代わりに施します。花がつく7月中旬からは肥料を止めます。
置き場所 日当たりと風通しのよい場所で育てます。
耐暑性はありますが、真夏は日中に葉がしおれやすいので、
西日を避けます。なお、短日植物であるため、
夜間に照明が当たらないように注意しましょう。
その他 開花期間が長く、初心者でも育てやすいお花です。
一日花なので、開花したら翌日にはしぼみます。
本葉が5~8枚になったら摘心(先端の芽を摘み取る)を行い、
わき芽を発生させます。最も元気のよいわき芽を1本残し、
ほかは取り除きます。1本のつるを下から見て左巻きに支柱に
誘引していきます。やや水切れを起こして葉茎がしおれているとき
に誘引を行うと、つるを巻きやすく、折れる心配がありません。
ほおずき

ほおずき
(ナス科・多年草)

水やりと肥料 鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与えましょう。
地植えは、真夏に晴れの日が続いて乾くようなら水を与えましょう。
鉢植えは元肥入りの土に植えつけたら、最初の花が咲くのを待って、
5~7月に、緩効性化成肥料を施します。
地植えにして大きく育てたい場合は、
生育初期から肥料を切らさないように緩効性化成肥料を施します。
置き場所 鉢植えは、年間通して日当たりと風通しの良い場所で育てます。
地植えは、水はけが悪い場所に植えてしまうと
白絹病(カビによる伝染病)になってしまうので気をつけましょう。
その他 暑さにも寒さにも強く、初心者でも育てやすいです。
5~8月に草丈が伸びてきたら支柱を立てて、
茎が倒れないようにしましょう。
5~6月ごろ、薄クリーム色の花を咲かせ、
8~9月ごろ、果実を含む朱色の萼を鑑賞して楽しみます。
ハイビスカス

ハイビスカス
(アオイ科・常緑低木)

水やりと肥料 春から秋は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
特に開花しているときは水分の吸収が盛んなので、水切れに注意。
冬は控え気味に管理します。
春から秋の成長期に、化成肥料などをやや多めに施します。
ただし夏の暑さで成長が衰えているときは、化成肥料は控えて
やや薄めの液体肥料を施し、様子を見てください。
置き場所 日光がよく当たる場所を好みます。
ただし夏に株が弱っているときは半日陰へ移動させましょう。
冬はガラス越しの日光が当たる暖かい室内で管理します。
5~10月までは地植えにすることができ、
霜がほとんど降りないような地域では戸外でも冬越しできます。
その他 鉢植えは、1~2年に1回は必ず植え替えてください。
適期は5~6月ですが、根を切らず用土を足すだけの鉢増しならば、
9月まで行えます。 地植えの植え付けは5~6月に行い、
事前に腐葉土などの有機物をよく混ぜてから植えつけましょう。
ハイビスカスは花が開いても1日でしぼんでしまう1日花です。
花がらは自然に落ちますが、摘む場合はガクごと取り除きます。
エキザカム

エキザカム
(リンドウ科・一年草)

水やりと肥料 多肉質の茎や葉に水分を蓄えているので、乾燥に強く、
地植えでは根づいたあとは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは多湿に注意し、用土が乾いてからたっぷりと水やりを。
次々と長期間咲き続けるので、地植えは月に1~2回、
鉢植えは1週間ごとに根を傷めないよう、薄い液体肥料を施します。
肥料が切れると、葉色が薄くなり、花つきも悪くなります。
置き場所 日当たりがよい場所に置きましょう。
昼間25℃くらい、夜間15℃くらいで最もよく生育します。
夏の間は半日陰で、昼間は高温でも夜間は25℃以下になる場所へ。
冬も開花させるには10℃以上を保つようにしましょう。
その他 枝分かれして成長しながら長い期間咲き続けます。
枯れた花をそのまま付けておくと灰色カビ病発生の原因となるので、
こまめに花がらを摘むようにしましょう。
本来は多年草ですが、比較的耐寒性が低いため、
一年草として扱うのが一般的です。
ペンタス

ペンタス
(アカネ科・半低木)

水やりと肥料 土が乾いてから与えます。水の与えすぎに注意してください。
ただし、夏に高温乾燥するときはよく乾くので水切れに注意。
地植えにした場合は、根づけば水やりの心配はほとんどありません。
花が絶え間なく咲かせるのでスタミナ切れにならないように
肥料を与えます。春から秋にかけて月に2回程度液体肥料を
水やり代わりに施します。冬は与える必要ありません。
置き場所 日当たりのよい場所が適しています。夏の暑さにも強いです。
日当たりの悪い場所では花つきが悪くなったり茎が間延びします。
熱帯性の植物で、気温の高い時期は元気に育ちますが、
寒さは苦手です。暖かい地方であれば外でも冬越しができますが、
基本的に冬は室内のできるだけ日当たりのよい場所で育てます。
越冬温度の目安は5~6℃です。
その他 暑さにも強くて、花が咲く時期が春から秋と非常に長く、
病害虫に強い初心者向きのガーデニング植物です。
暑さに強い反面、寒さに弱く、一般的には一年草扱いで、
冬には枯死すると考えてください。
室内に取り込んで管理すると、冬越しも可能です。
トレニア

トレニア
(ゴマノハグサ科科・一年草)

水やりと肥料 土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
水を好み、乾燥に弱いので、真夏は朝と夕方の二回
しっかりと水をやり、乾かさないようにしましょう。
鉢植え、地植え、ともに4~10月まで緩効性化成肥料を施します。
置き場所 日当たりを好みます。日陰でも育ちますが、
花つきが全く違いますので、出来るだけ日当たりで管理します。
西日の当たらない場所を選んで植えつけましょう。
その他 暑い夏にたくさんの花を次々と咲かせ、
耐陰性のある育てやすい植物です。
終わった花がらを取り除くだけでも、灰色かび病の予防に効果あり。
花が一通り咲き終わった6~8月に、
草丈が1/3~1/2になるよう株全体を切り戻します。
これにより新しい芽が出て、秋に再び花を咲かせるようになります。
ただ、茎を切り過ぎると株が枯れてしまうので注意してください。

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