11月おすすめの花鉢
朝夕の寒気が身にしみる時節となりました
寒くなると空気が乾燥してくるため、土も乾燥しがちです。
つい水やりを忘れがちな時期ですが、土の様子をみながら与えましょう。
パンジー
(スミレ科・1年草)
水やりと肥料 | 鉢植えの場合、土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらい 水やりします。過湿にならないよう注意しましょう。 地植えの場合、植えつけ後にたっぷりと与えれば、 その後はほとんど必要ないでしょう。 土にあらかじめ緩効性化成肥料を元肥として混ぜておきます。 花が次々に咲いてくる場合は、月に1回の固形肥料を置き肥します。 |
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置き場所 | 日当たりと風通しのよい場所で育てます。 水はけのよい土壌を好みます。 日当たりが足りないと徒長して病害虫の被害にあいやすくなります。 |
その他 | 寒さに強く、秋から春先まで次々と長く開花するので、 株が疲れないようにこまめに花がら摘みを行いましょう。 秋に買ったときはたくさん花が咲いていたのに、 冬になると花が少なくなりますが、自然なことなので大丈夫です。 春暖かくなると続々と咲いてきます。 |
スイートアリッサム
(アブラナ科・1年草)
水やりと肥料 | 土が乾いたらたっぷり水をあげましょう。 植えつけ時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。 開花したら薄めの液体肥料を2週間に1回程度、追肥します。 |
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置き場所 | 日当たりがよく風通しのよい場所を好みます。 霜が当たると株が痛むので気を付けましょう。 |
その他 | 小花が集まって咲き、ほんのりと甘い香りがあります。 枝が横へ広がり、カーペット状になるので、 花壇の前列や縁取りに植えるとよいでしょう。本来は多年草ですが、 高温多湿に弱く、日本では一年草として扱われます。 こぼれダネでもふやすこともできます。 |
ストック
(アブラナ科・1年草)
水やりと肥料 | 土が乾いたらたっぷりと水やりを。 夜間に土中の水が凍らないように、午前中に水やりを行います。 肥料は植え付ける際に緩効性肥料を混ぜ込んでおけば育ちます。 |
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置き場所 | 日当たりの良い場所で管理します。 日照不足になると茎が軟弱になり生育が悪くなります。 やや寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまうので気を付けましょう。 |
その他 | 開花期が長く、香りも同じように長く続きます。 多年草ですが一年草として扱われています。 タネまきでふやすことができます。8月下旬~9月上旬が適期です。 ちなみに、八重咲きの花からはタネが採れません。 |
金魚草
(オオバコ科・1年草)
水やりと肥料 | 土の表面が乾いたら水やりをするようにします。 乾き気味の土を好むので、水のやりすぎに注意しましょう。 成長が早く、徒長しやすいので、地植えの場合肥料は不要です。 鉢植えは春と秋に様子を見ながら、薄い液体肥料を施しましょう。 |
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置き場所 | 日当たりと水はけのよいことが大切です。 耐寒性が強く、-5℃ぐらいまでなら防寒の必要はありませんが、 -10℃以下になるところでは注意します。 |
その他 | 本来多年草ですが、高温多湿の蒸れに弱いことから、 一年草扱いにすることがほとんどです。 花がらを摘むとたくさんの花を次々と咲かせます。 また、病気の予防にもなります。 |
シロタエギク
(キク科・多年草)
水やりと肥料 | 乾かし気味に育てます。土がよく乾いたらたっぷり水やりします。 他の花と一緒に植えることが多いので、 その花に合わせて施肥してかまいません。 単独で植える場合は、植えつけ時に元肥を、 生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回追肥します。 |
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置き場所 | 日当たりが良い場所で育てます。日照不足では葉が緑色になります。 高温多湿時に株元が蒸れやすいので、風通しのよい場所で育てます。 |
その他 | 白い毛の生えたシルバーリーフです。 剪定しないでおくと黄色い花を咲かせます。 ただし花を咲かせてしまうと、株が弱り夏越しできない場合も。 切り戻しをすることが、夏越しのポイントです。 耐寒性は強いので、特別な冬越しの必要はありません。 |
プリンセチア
(トウダイクサ科・低木)
水やりと肥料 | 土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水やりを。 冬は午前中の暖かい時間が水やりに適しています。 翌年も育てる場合は、5月~10月の生育期に 液体肥料を1週間に1回程度与えてください。 |
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置き場所 | 冬の間は、室内の10℃~25℃の場所で、 日当たりの良いところが適しています。 |
その他 | 「プリンセス」のような華やかな雰囲気と 「ポインセチア」を組み合わせて名付けられました。 5~6月に切り戻し、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。 短日処理を行うことで色づかせることができます。 9月上旬頃から約2ヶ月間、毎日かかさず夕方5時頃から朝8時頃まで ダンボールをかぶせるなどして、光を完全に遮り暗くします。 |