10月おすすめの花鉢
気持ちのいい秋風が吹き渡るころとなりました。
気候が良く湿度も低くなってくる10月は、ガーデニングに最適です。
コスモス
(キク科・1年草)
水やりと肥料 | 鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。 地植えで雨水がかかる場所では、ほとんど水やりはいらないです。 鉢植えの場合は生育の様子を見ながら、 緩効性化成肥料を置き肥し、さらに液体肥料を施しましょう。 地植えの場合は元肥として緩効性化成肥料を施すだけで十分です。 |
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置き場所 | 風通しのよい日なたに置きましょう。 霜が降りるようになったら、 夜間は室内に取り込むと長く花が咲き続けます。 |
その他 | 草丈が高くなると倒れやすいので、適宜支柱を立てましょう。 また、わざと茎を倒すとわき芽が発生します。 これを伸ばして、低い位置で花を咲かせることも可能です。 こぼれ種で翌年花をつけるほど強く育てやすい花なので、 ガーデニング初心者にもおすすめです。 |
チェッカーベリー
(ツツジ科・低木)
水やりと肥料 | 土が乾いたら、鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷり水やりを。 乾燥に弱いので、水やりを忘れないようにしましょう。 夏はもちろん、冬も水切れを起こすことがあるため注意しましょう。 肥料は4~5月と10~11月に、 穏効性の固形肥料を株元に与えるとよいでしょう。 |
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置き場所 | 日当たりのよい風通しのよい環境を好みます。 ただし日差しが強いと葉が茶色くなることもあるので、 真夏の直射日光が当たらないような場所で管理しましょう。 逆に寒さに強く、耐陰性があるので ほかの植物が育ちにくい日陰で育てても大丈夫です。 |
その他 | 初夏につりがねのような形をした白色の可愛い花を咲かせます。 葉の色は美しい緑色で、冬になるとの寒さで赤味を帯び紅葉します。 11~3月ごろに可愛らしく大きめの赤い実をつけます。 実は人間が食べてもあまり美味しくはありませんが、 鳥が実を食べることがあるので注意しましょう。 |
シクラメン
(サクラソウ科・多年草)
水やりと肥料 | 葉を手で持ち上げて、球根にかからないように水やりをします。 球根の頂部は水がたまると腐りやすくなり、寿命を縮めます。 花や葉の上からの水やりはしないように。 下から水を吸い上げる底面吸水鉢を使用している場合は、 鉢の底に常に水が溜まっている状態を保ちましょう。 |
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置き場所 | 日光を好みます。11~4月は日当たりの良い室内に置きましょう。 1日最低2~3時間はレースのカーテン越しで光に当てましょう。 暖房の効きすぎる部屋は株が弱ってしまうので気をつけましょう。 5月以降は戸外の涼しい日陰に置いてください。 |
その他 | 花が枯れたら花茎の根元から手でねじりながら摘み取ってください。 葉も黄色く枯れてきたら株元から摘み取ってください。 月に1度、葉組み(株の中心の葉を外側に引っ張り、外側の葉に引っ掛け株の中心部にスペースを作ること)をすると 株の中心に日光が当たり、小さなつぼみも生長し開花します。 9月に新芽が十分大きくなったら株のまわりの土を軽く落とし、 ひとまわり大きな鉢に植え替えてください。 |
シャコバサボテン
(サボテン科・多年草)
水やりと肥料 | 4~10月までは、土を乾燥をさせないようにたっぷりと水やりを。 気温が低くなってきたら、水やりは少なめにします。 気温が低い時期に水やりをし過ぎると 根腐れを起こして冬越しができなくなるので気をつけましょう。 肥料は液体肥料を3月~6月まで2週間に1回与えます。 夏以降は追肥の必要はありません。 |
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置き場所 | 半日陰か明るい場所で、冬は室内、夏は屋外に置きましょう。 短日植物なので、つぼみが付くまでは夜間照明のある所に 15~20℃の明るい場所が適しています。 5℃以下では花芽が落ちてしまいます。 |
その他 | 2年に1回、4月頃に根土を少し落として植えかえます。 根腐れしているものは、土を落とし、腐った根を除き、 小さめの鉢に植え直しましょう。 土はシャコバサボテン専用のものがオススメです。 春か秋の気温が10度以上の日に、小さな新芽や葉を摘み取ります。 生え際から葉3枚分くらいを残し、そこから先の葉を摘み取って 全体のバランスを整えましょう。摘み終わった後は水やりを控え、 2週間ほどたってから元どおりのお世話をしていきます。 |
アザレア
(ツツジ科・低木)
水やりと肥料 | 春は毎日水をたっぷりと与えます。夏は乾燥しやすいので朝夕2回、 秋は1日1回、冬は土が乾いたら水を与えるくらいで大丈夫です。 肥料は夏の暑さが終わった9月から10月の初めにかけて 固形肥料を与えましょう。開花中は必要ありません。 |
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置き場所 | 日当たりの良いところに置きます。ただし、真夏の直射日光は避け、 冬は強い寒さに当てないように日当たりの良い室内へ。 アザレアは温室栽培できる鉢花として改良されているので、 耐寒性は弱く、庭植えには向いていません。 |
その他 | 日本や中国のツツジが、ヨーロッパで鉢植え用に改良された 本来の開花時期は春なのですが、室内観賞用として育てられたものが 秋から冬にかけて出回ります。 2年に1回程度、花後の4~6月頃ひと回り大きい鉢に植え替えます。 |
キャットテール
(トウダイクサ科・多年草)
水やりと肥料 | 細かい根が多く、水を好むので水切れしないように注意しましょう。 水切れすると花が伸びなくなることがあります。 ただし冬場は水を控えめにし、暖かい日の午前中に行います。 水やりをするときはできるだけ花に水をかけないように。 成長期は葉色が薄くなったり黄色っぽくなってきたら 薄めた液肥を施しましょう。 肥料不足になると花や葉が落ちてしまうことがあります。 |
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置き場所 | 明るい日なたで育てるようにしましょう。 半日陰でも枯れてしまうことはありませんが、 徒長したり鮮やかな花色が失われてしまったりしますので注意。 冬は寒さに弱いので、夜は外からの冷えにやられないように 窓から離した場所に移動させてあげましょう。 |
その他 | 枝が伸びすぎて全体的に乱れてきたら、 春から秋にかけての生育期間中に切り戻します。 やや強めに剪定しても問題ありません。 植え替えの目安は鉢土の水が抜けにくかったり、 表土にコケが生えたり新しい枝が伸びない、花つきが悪いなどの 症状が出たら植え替え時期です。 |